( Projects )
福岡地所 空間設計
「天神住友生命FJビジネスセンター」プレゼンルーム 空間設計
- Client
- 福岡地所株式会社
- Role
- Space
- Date
“ここで働きたい”を引き出す。「体験」で魅力を伝えるプレゼンルーム。
Issues
完成前でも魅力を伝えるために
2025年6月竣工の「天神住友生命FJビジネスセンター」は、福岡・天神エリアで注目されている新築オフィスビルです。ラウンジや会議室、個室ワークスペース、仮眠室、ジムやサウナといった多彩な共用設備を備え、入居者の多様な働き方を支えられる点に大きな特長があります。しかし、完成前の段階ではそうした特長をテナント候補に十分に伝えることが難しく、契約意向を高める効果的な手段が求められていました。そこで、入居候補者が「ここで働きたい」と直感的に感じられるようなプレゼンルームが必要不可欠だったのです。
Solutions
「体験」を生み出す空間設計
今回のプロジェクトでは、プレゼンルームを単なる説明の場ではなく、訪問者がビルの価値を体験的に理解できる場として設計しました。そのために、ムービーや模型の展示にとどまらず、空間そのものでビルの魅力を伝えられるよう工夫しました。なかでも視界の270度を覆う大規模スクリーンによるイマーシヴエリアは象徴的で、圧倒的な没入感を通じて、訪問者が建物の魅力を視覚的・感覚的に味わえる設計としました。
見えない設計が支える空間の完成度
空間全体のデザインは、ラウンジのような高級感と落ち着きを基調としています。商談エリアでは、使用する床材や天井のデザインを隣接エリアから切り替え、重要な契約の場にふさわしい、洗練と安心感を兼ね備えた空間を目指しました。特に空調設備は、既存のシステムを活用しつつ視界から隠し、コスト効率を保ちながら高級感を損なわない仕上がりとしました。こうした一見目立たない工夫が積み重なることで、空間全体の完成度が高まり、訪れる人に上質な体験をもたらしています。