( Projects )
三菱地所の住まいリレー リブランディング
三菱地所の住まいリレー VI・コピー・プロモーション映像刷新
- Client
- 三菱地所株式会社および三菱地所ハウスネット株式会社
- Role
- Movie, Statement, VI, CI, Branding
- Date
三菱ブランドの赤色と『Amazing Baton』で4つの価値を具現化。
働く人から契約を考える顧客まで一貫したブランド体験の浸透を促進。
Issues
ブランド誕生から10年、三菱地所グループとしての価値の再定義
2013年7月のブランド誕生から10年という節目を迎え、住まいの取引においてお客様から三菱地所グループが期待されている価値を見つめ直す時期となっていました。お客様へより高品質なサービスを提供するためには、大切にすべきマインドをきちんと言語化・視覚化し、全社員が同じ価値観でお客様とかかわることが重要です。企業理念・行動指針などを見直すとともに、誕生から10年間大切に育ててきた「三菱地所の住まいリレー」というブランドを一新する決断に至りました。
三菱ブランドの強みを活かしきれないビジュアル
不動産仲介において店頭の看板は重要な役割を果たしますが、三菱地所の住まいリレーはその名前の長さによって文字を大きく扱いにく買ったり、ブルーベースのロゴマークは三菱らしい強いアイデンティティが十分に表現できていませんでした。こうした要素が、三菱ブランドの持つ認知力や信頼感を最大限に活かしきれない一因となっていました。
Solutions
『Amazing Baton』で三菱らしさと4つの価値を具現化
三菱地所グループの一員としての誇りを社内に、認知のブレない統一感を社外に届けるため、三菱のブランドカラーである「赤」を基調としたデザインに変更。「金色のライン」をあしらうことで、お客様に対してまっすぐ誠実に、上質なサービスを提供する志も表現しました。さらに、ブランドの4つの価値を具現化するシンボルとして『Amazing Baton』を開発。「リレーのバトン」をモチーフにした丸と線を組み合わせたシンプルな形が、その組み合わせを変えることで「Surprise」「Human」「Connect」「Home」という4つの意味を成し、「お客様の期待を超えることで驚きを与え、人間味あふれる接客により、双方が幸せになる出会いを生み出し、お客様に満足のいく住まいを提供する」という価値を表現しました。
"バトン"を核に広がる統一的なブランド表現
「バトン」をコアのアイデンティティとして据えたことで、ブランド表現は統一されました。実際の広告展開においては、テレビCMや新聞広告で「バトンを持ったビジネスマン」という象徴的なビジュアルを展開し、記号化に成功しました。さらに社内でも「想いを届ける」というメッセージと結びつき、赤いバトンを用いた制作物が自然発生的に生まれ、いまなお継続して活用いただいています。